2019-01-01から1年間の記事一覧
ショパンのハ短調のノクターン(作品48-1)を打ち込んだ。おそらく、変ホ長調(作品9-2)、変ニ長調(作品27-2)と並んで人気が高いと思う。人気の高い作品で優れた演奏も多いだろうに、なぜわざわざ打ち込んだのか。それは、この曲が好きだから! この曲は…
リストらによる「ヘクサメロン」を打ち込みました。ヘクサメロンとは「6つの詩」の意味で、創世記における天地創造の「六日」にちなむとのことで、この曲が作られる先年に亡くなったベッリーニの作品からテーマを引用し、それを当時大活躍していた6人のピ…
カプースチンの『8つの演奏会用練習曲』から「前奏曲」を打ち込みました(負荷上の問題から「続きを読む」でプレイヤー表示するようにしています)。以下、ただの感想です。
また作ってしまった、自作品。 以下、どうでもいい細かなお話。本来音楽を言葉で語るのは野暮としか言いようがありませんが、ここはわたしの日記なので平然と語ります。というか正直、周りに対して自作品を「音楽」とか「作品」とか言うのも恥ずかしいのです…
6・7月のあいだに自作品を打ち込みました。カノンは思いつき、ほかの2つはロマン派に没頭していたころの過去作品の手直しです。ロマン派の影響はいま聞いてもはっきり分かるほどで、「こいつ、シューベルト~ショパンのあの作品とあの作品etc. を聞いてい…
いままで分からなかったことが、急に分かるときがある。なにもイメージできずに聞き流していた曲が、急に情景を持って感じられるときがある。自分にとっての「好きな曲」が出来る瞬間だ。 ふつうはどうなのだろう、一度聞いただけで好きになることが多いよう…
M. Moszkowski のScherzetto を打ち込みました。6つの小品の第4番です。こういう軽やかな作品が好きなのですが、演奏動画がほとんどない作品です。いまのところ(2019年6月9日時点)YoutubeにAnthony Bozicevic 氏による演奏がたった一つだけあって、それが…
ショパンのEtude No. 12, Op.10-12 を打ち込みました。いわゆる「革命」です。この呼び名は作品番号も不要でとても便利ではあるのですが、ショパン自身はそのような表題をつけていないという点はやはり無視は出来ません。かりに革命を想起して作られたものだ…
モシュコフスキのConcert Studies No. 2, Op.24-2 を打ち込みました。表題のとおりなかなか派手な作品だと思うのですがYoutubeにも動画がなかったので打ち込みました。主部左手の上下対称的な音型の伴奏と、シンプルなcantabileの旋律が印象的です(こんなの…
ショパンの変ホ長調の練習曲 (Op. 10-11) を打ち込みました。これはプレイエルの音色のほうが絶対に合うと思ったのでプレイエル用(バーチャルなプレイエルですが!)につくり直しました。「自分の打ち込みがどんなに下手でも、作らないで文句を言い続けるよ…
たまにはアニメのことも書きたいと思う。やはり今期注目しているのはピアノの森。拍手の描写の酷さ、前シーズンでは指まで3Dで再現していた演奏シーンが今期ではほとんど動かないなど、作画が気になる部分もあるのだけど、正直それはどうでもいい(迫真) …
リストの「岸壁より海へ!(ドイツ戦勝行進曲)」を打ち込みました。いわゆるマイナー作品で、Youtubeにもほぼ動画無し(1件のみ:2019年2月時点)、全集にしか載っていないような作品なのですが、「この曲を少しでも広めたい!」と思って打ち込みました。勇…
ショパンの華麗なる大ポロネーズを打ち込みました。本来は「アンダンテ・スピアナート」という穏やかな序奏と合わせて「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」というひとつの作品なのですが、ここではポロネーズ部分だけをお届けします。アンダ…
思い出深い作品なのでいつか書きたいと思っていました。「11月25日」という作品です。思いついてから打ち込むまで、1日で作りました。 わたしにとっては、へっぽこ鼻歌作曲でも続けてみるものだ、と思わせてくれた作品です。というのも、この曲は実際に弾い…
ショパンの夜想曲第2番(異稿版)を打ち込みました。わたしが解説するまでもない有名作品ですが、こちらはより高度な装飾を伴う異稿版です。 異稿版とは ここで言う異稿版とは、大ざっぱに言えば、「ショパンはこの曲をこのようにアレンジして弾いていたの…
Leon Delafosse(1874-1951 or 1955) - Barcarolle No.2.を打ち込みました。Wikipediaによれば、Delafosseはパリ国立音楽院でアントワーヌ・マルモンテルの薫陶を受け、ピアニスト兼作曲家として活躍したそうです。またプルーストの「失われた時を求めて」の…
2019年といえば、クララ・シューマン生誕200年。だからというわけでもないけれど、ちょうど気になったので書こうと思う。 クララ・シューマンの作品の一つに、演奏会用変奏曲(作品8)というものがある。正確には「ベッリーニの『海賊』のカヴァティーナによ…