hishaismの打ち込み日記

ド素人がピアノを打ち込んで、「わ~できた~!」とはしゃいでいる日記

自作品2つ, C minor, F-sharp major.

 小さな自作品を作ってみた。ハ短調と嬰へ長調。今回 Ivory American Concert D を使った。これは Pianoteq と違って 49GB になる巨大なサンプリング音源で、ピアノ特有のダイナミクス(音量差)の調整に苦労するのだけど、やっぱり音色が抜群に素晴らしい。調整次第で硬さも柔らかさも出せる。ウナコルダの音色は小さな鐘のように、細さのなかに芯のある幻想的で気に入っている。ただやっぱり録音後の調整が難しい(笑) マスタリングがしっかりできる人は用途に応じてその性能を存分に発揮できるだろうなぁ……。以下、自分語りメモ。

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F. Chopin, 24 Preludes No. 24 in D minor, Op. 28-24.

 ショパンニ短調前奏曲を打ち込んだ (Op. 28-24)。人気の高い作品。実際には分からないけど、前奏曲中で一番好きな作品と言えば、ホ短調か、変ニ長調(雨だれ)か、このニ短調を挙げる人が多いのではないかと思う。それだけドラマチックな作品でもある。それをわざわざプレイエルで打ち込んだのは、やっぱりこの曲が好きだから。

 この曲が好きというのには大きく二つの理由があると思う。一つは単純にこの曲が格好良いということ。もう一つはこの曲の絶望的なまでの悲しみが共感を呼ぶということ(これはちょっと病的な心境といえるほどの、深い共感である)。この曲はその両面から支持されていると思う。以下、いつも通りのちょっとした制作独り言。

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クレオフーガの思い出

 クレオフーガが閉鎖した。クリエイター同士のSNSで、本格的な音楽活動を志すクリエイターを支援するサイトだった。たびたび開催されるコンテストはいつも多くの作品で賑わっていた。私はそのすみっこで自作品をぽちぽち公開し続けていた。

 クレオフーガでは私は交友に熱心なほうではなかったけれど、それでもお付き合い下さった方もいて本当にありがたかった。ほんの一部だけれど、書かせてもらおうと思う。(一部偉そうに書いてしまっていますが……)

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M. Moszkowski - "2 Concert Etudes", Op. 48. (譜面動画)

  以前に作ったモシュコフスキの演奏会用練習曲(作品48)を譜面動画にしてみました。以下繰り返しになりますが、この作品48はYoutubeにもほとんど動画のない作品です。譜面を見ると「演奏会用」というだけあって難しく華やかな作品、せめて音にしたいと思って打ち込んでみました。誰かが弾いてくれたらなあ、と思う次第です。

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F. Liszt. - Capriccio alla turca sur des motifs de Beethoven, S.388

 リストの「ベートーヴェンの『アテネの廃墟』のモチーフによるトルコ風カプリッチョ (S. 388)」を打ち込みました。ベートーヴェンの「トルコ行進曲」のメロディが、リストの手によって大胆にアレンジされています。中間部は『アテネの廃墟』第3曲の回教僧の合唱 「神は衣の袖に月を抱いて」とのこと。以下、例によって感想文的メモ(=解説なんて立派なものではないという意味)と拙作を載せておきます。

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M. Moszkowski - "2 Concert Etudes", Op. 48.

 譜面動画を公開しましたので、元動画を削除しました。

 モシュコフスキの演奏会用練習曲(作品48)を打ち込みました。正確には、今回第2番を打ち込んだのだけど、第1番も書いていなかったので、ついでにまとめて載せておこうと思った次第です。

 モシュコフスキといえば「花火」や「スペイン奇想曲」で広く知られている作曲家兼ピアニストだと思うのですが、そのなかには演奏される機会のほとんどない作品もあって、この作品48の練習曲もそうした作品の一つです。まだまだ発掘の余地があるかな……と勝手に感じています。全集はあるのでしょうが(調べていません^^;)。

 この作品48はYoutubeにもほとんど動画のない作品です。第1番はMIDI動画が一つだけ、第2番も初見視奏動画が一つだけ(2020年3月時点で)。という感じだったので、せめて音にしてみたい、と思って打ち込んでみました。以下、動画を並べておきます。

 というかこんなにかっこいい作品なのに! なぜ誰も弾いてくれないのか!(本音)

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オルゴールを鳴らすまで(動画はない)

 前回は説明書の一切ないところからオルゴールを組み立てるまでを書いたのだが、それから譜面を作ってみたので記録しておく。

 ちなみに私が購入したのはこのムーブメント。中国製の30音(一応参考までに)。

? で、まず困ったのは付属のシートにある音名と実際の音が違うということ。このズレでなにが困るかと言うと、音域のなかで作ったつもりが高低はみ出たり、半音が鳴らないということになってくる。

 付属のシートでは最低音がC(ド)と印字されているが、実際にはF(ファ)から始まる。また完全に半音階と言うわけでもない。このオルゴールの実際の音域と音階は以下の通り。

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オルゴールの音域、音階

 実際にはオクターブ高くなるのかな? そこはいい感じになるように修正して頂くということで……。半音階が使えるのはF4-F6の2オクターブ(第1線から上第3線)だけで、それもF4-F5は完全ではない。

 で、このなかで音が鳴るように、Musescoreで譜面を作ってみた。

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ショパン作曲、夜想曲第2番

 まず、音域を最大限に使うために変ロ長調にした。どちらかを合わせて妥協しようと思ったけれど、最高音と最低音が一致してくれるなんて! 8分の3拍子なのは、「楽々オルガニート」で読み込めるようにするため。(これを書いている時点で)8分の12拍子には対応していないので、エラーになってしまう。

 あとは、音をなるべく削る作業に苦労した。強弱があるわけではないので、伴奏がガチャガチャしているとメロディが聞き取れないし、たぶんモーターにも負担がかかって再生できなくなったりする。基本的にはメロディを響かせるように音を選んだつもりではある。

 で、これをMIDI形式で書きだし、「楽々オルガニート」で読み込んでなんだかんだ調節して、譜面シートを印刷。そしてカッターで裁断して、そのとおり穴をあけていった。そしてこのツイート。

 実際にはすごく雑で、弱起の設定を忘れてシートの小節線とずれてしまったり、つなぎ目はセロテープでくっつけただけだったりという問題はあるのだけど、一音も欠かさず(たぶん)、鳴るにはなったので大感動した。あとになって、ターンの部分(5連符の部分、実際の譜面には反映させなかった)も鳴るのではないかと思ったので、作ってみたい。

 ちゃんと箱を作って、動画を撮る技術を導入出来たら、動画にしたい……。